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3月22日がお誕生日の、スウェーデン出身の女優レナ・オリンの代表作を語る時、ほとんどが『存在の耐えられない軽さ』になる。まぁそれで全く問題ないのですが、それで完結してしまうのは些か上品過ぎませんか。より下世話な面白さが好物の【映画オヤジ】の【お誕生日記念観賞】には、やはり『蜘蛛女』の方がお似合いということで、U-NEXT配信で堪能。マーク・アイシャムの音楽に乗って展開する悪女ノワールです。ストレート過ぎる邦題より原題直訳の【ロミオは後悔している】の方が意味深で良いです。女と金が大好きな自堕落刑事ジャックが、イタリアン・マフィアと繋がり、ロシアン・マフィアの女殺し屋の居場所をチクった事から、とんでもない悲劇となります。刑事にゲイリー・オールドマン、ファム・ファタール的女殺し屋モナの役がレナです。他にもジュリエット・ルイス、ロイ・シャイダー、ジェームズ・クロムウェル、ウィル・パットンにロン・パールマンまで通好みのキャスティング。色と金でジャックを翻弄するモナが(レナが)最高です。赤い口紅、白のブラウスで黒のスカートの下はガーターベルトと、バッチリ決まっています。モナがやる殺しの偽装工作の手段に唖然とすること請け合いの、これぞレナ・オリンの必見作です。#映画#アメリカ映画#ハリウッド女優#レナオリン#お誕生日#存在の耐えられない軽さ#お誕生日記念観賞#unext#蜘蛛女#悪女ノワール#ファムファタール#ゲイリーオールドマン#女殺し屋#自堕落刑事#必見作#代官山映画オヤジ