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5月4日は、オードリー・ヘップバーンの生誕95周年でした。 (1929年5月4日 - 1993年1月20日) それを記念してオードリーの作品を紹介しています。(過去の投稿の再掲となります) ■ 『昼下りの情事』(1957) 共演 ゲーリー・クーパー、モーリス・シュヴァリエ 撮影 ウィリアム・C・メラー ※『陽の当たる場所』 美術 アレクサンドル・トローネル 【あらすじ】 アリアーヌは、探偵である父の調査書を盗み見て、フラナガンというハンサムな男性に憧れを抱く。 彼女は、素性を隠してフラナガンに接近。 彼が愛人の夫に殺されそうになるところを助け、そのことをきっかけに憧れが本気の恋に発展 フラナガンもチャーミングなアリアーヌを忘れられなくなる・・・・ ■ 『パリの恋人』同様にヨーロッピアンテイストでありながら、オードリーの瑞々しさに溢れるフィルムになっています。 ■ パリでの撮影ということもあり、ルノワール風のピクニックのシーンがあります。 ■ 共演のゲーリー・クーパーの皺を隠すために、照明は暗いトーンで抑えられています。 (なんと、ゲーリー・クーパーは、当時オードリーの2倍の56歳!) ■ この映画で注目すべきは、オードリーが手を覆っているグローブです。 チェロを弾いていたときは、素手であった彼女が、ゲーリー・クーパーに会い、 彼の女遍歴に対抗するために、背伸びをするために、白いグローブを手にはめるのです。 オードリーが、最初にホテルリッツを訪れたとき。 父の仕事上の預かりものである白貂の毛皮を羽織ったとき。 靴でゲーリー・クーパーを叩いたお詫びに、おでこに接吻をするとき。 『ティファニーで朝食を』のシガレットホルダーと並ぶ、オードリー映画ならではの小道具と言えましょう。 ■ この映画が、『ローマの休日』や『麗しのサブリナ』よりもスキャンダラスな展開をしているのは、 当時、フランスで5歳若いブリジット・バルドーが人気を博してきたせいもあるかもしれません。 ※ブリジット・バルドーの『素直な悪女』は前年の1956年公開。 とはいえ、アメリカでは、性を仄めかすことはまだタブーだっため、 クーパーは「まだ一塁も踏めない」(まだ性的な関係を結んでいない)というセリフを後から付け足したそうです。 ■ ところで、オードリーがクーパーとのしばしの別れの際に、手で軽くジェスチャーをするのは、クーパーとディートリッヒの『モロッコ』を思い出させます。 ■ 助演がルビッチの映画で知られる名優モーリス・シュヴァリエです。 彼がいなかったら、この映画から上質で柔らかい繊細さが無くなったことでしょう。 つくづくオードリーは、共演者やスタッフに恵まれています。 ■ また、美術にはフランスの大美術監督アレクサンドル・トローネルを起用しており、 オードリーとシュヴァリエの家や、ホテルリッツを効果的に設計しています。 (トローネルは『アパートの鍵貸します』<1960>でオフィスの天井を全部作ったことで有名) ■ なお、原作の『アリアーヌ』は、1931年にエリザベート・ベルクナーがドイツ映画で演じています。 #映画好きな人と繋がりたい #洋画好きな人と繋がりたい #女優好きな人と繋がりたい #女優さん好きな人と繋がりたい #女優好きさんと繋がりたい #女優 #女優志願 #女優志望 #女優の歴史 #最も偉大な女優 #エレガンス #ハリウッド女優 #オードリーヘップバーン #オードリーヘプバーン #cinemaclassic #classicmovies #vintagemovie #hollywoodlegend #oldhollywood #vintagehollywood #golgenageofhollywood #actress #elegance #audreyhepburn #昼下りの情事 #情事 #loveintheafternoon
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